出演者インタビュー【銭山伊織】
『三人分の欠陥』
キャスト紹介インタビュー
今回は、「謙遜なし!全力自己PR」というテーマを設定。役者としての持ち味や芝居への取り組みについて、敢えて、本気と書いてガチで語って頂いております。
File.8 銭山 伊織 さん
銭山 伊織(演劇ユニット衝空観)
岡山県出身。高校時代、通りすがりのところを強引に演劇部に参加させられ早10年余、今や年間8本以上の舞台に出演するなど、その活動は精力的でとどまるところを知らない。右脳爆発は初参加となる、エンターテイメントの権化。『演劇ユニット衝空観』主宰。
- 役者としてのアピールポイント
嘘がつけないんですよ。
全てを、ちゃんと本当にしておかないとダメだなと思っていて。むしろ、そうしないと気が済まないというか。
納得しないままの状態で演技ができないんです。
感情も、本当にその通りにもっていかないといけないと思っていますし。
脚本上で少し妙な感情の流れだな、と思うところがあったとしても、その感情にもっていくためには、この人物はどういう人間性であるかだったり。
そういうところを詰めていく。
絶対に形だけでは作らないと、心掛けています。
それを徹底できるというのは強みでしょうか。
稽古は、まずは流れでやってみることが多いですね。
そして、ここは思うように上がらないなとか、ここではあまり悲しくなれないな、とか気付く点があれば、何故そうなってしまうのかを考える。
そこからはもう、逆算、逆算で。
ここでこの感情にもっていくためには、このセリフをちゃんと聞き、立たせないとダメだ、なんてところからがスタートですね。
なので、最初の読み合わせとかの時点ではポンコツです(笑)
スロースターターなのはネックかもしれませんが…最終的には一番良い形にはしたいと思っています。
とはいえ僕は、役を自分のほうに寄せがちなところはあるんですけどね。
あまりにも自分と違えば、どんどん役の方に寄り添っていく。
理想としては自分と役が50:50なんですが、その線引きも、境界線はどこかという話になりますし。
とにかく脚本を読み込んで、まず自分なりに50:50ラインを定めておく必要はあるのかなと思いますね。
結局は、とかく不器用なんですね。
涙を流すシーンがあって、「悲しかったことを思い出して泣いてもいいよ」って言われても、不思議と出来ないんです、それ。
あくまでその役の人物としての感情を、少しずつ積み立てていかないといけなかったり。
ポップな感じで、面白いことをして笑いを狙うようなシーンがあっても、その「面白いこと」をしても不思議ではないだけの人物像を積み立てておく必要があったり。
すごく真面目な状態なんだけど、ここで急激に笑いを!なんて求められると、「あー…今の役作り、いったん捨てなきゃ…」ってなったり。
これ厄介ですね…(笑)
でも、だからこその、嘘の無さ。真に迫ったところ。
こういう部分を評価してもらえればいいなと思いますね。
ストレートな「人間」というものを、是非見て頂ければと思います。
チケットご予約
↓
★銭山伊織さん応援窓口
劇団右脳爆発 RE:PLAY track.1
『三人分の欠陥』
脚本・演出 渡辺岳
【日時】
2020年2月1日(土) 14:00/19:00
2日(日) 14:00
【場所】
in→dependent theatre 2nd
http://itheatre.jp/index.html
【料金】
当日券:3000円
前売券:2500円
右脳割:2300円(受付にて過去公演の半券orパンフレットをご提示下さい)
ペア割:2名様のご予約でお一人様2300円
グループ割:3名様のご予約でお一人様2100円
学生割:1500円(要学生証)
欠陥割(リピート):受付にて今公演の半券提示で2回目以降の観劇1000円
★12月31日までのご予約で特典グッズ(クリアファイル)プレゼント!
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