出演者インタビュー【暮森芹】

『三人分の欠陥』
キャスト紹介インタビュー 


今回は、「謙遜なし!全力自己PR」というテーマを設定。役者としての持ち味や芝居への取り組みについて、敢えて、本気と書いてガチで語って頂いております。

File.10  暮森 芹


暮森 芹 (劇団 右脳爆発)


  • 役者としてのアピールポイント

「声」でしょうか。
終演後アンケートなどを見ると、声とか、あとは滑舌とか、そういった部分を褒めて頂けてることは多いような気がします。
はじめから明確に強みとして意識してたわけではなかったと思いますが、最近では、演出家から役によって細かく声色の指定が入るようになってきたり。
そういうところを見ると、表現や役の幅を広げる意味ではプラスになってるんだろうなと思います。

そういえば、前回の公演では思い切り低い声でやってましたね。今回は逆に、かなり高い声で挑戦しています。
声色の調整に苦労することは、あまりなかったと思いますね。けっこう無理なく、広い音域の声が出せます。
喉は頑丈です、おそらく(笑)

思い返してみれば、たしかに昔から役に応じて、どのあたりの音域を使うか意識して演じていたと思います。
結果としてその声が、意図したところから大きくブレることはないので、ある意味では安定感に繋がっていたというか。


かつて人から、「稽古初日から一貫して80点くらいは出してくるタイプ」と言われたことがあります。
そのあとに、「だから100点を目指さず満足しがち」という余計な一言もついてましたが…(笑)
まあ…それはさておくとして、つまりは最初から、少なくとも悪くはないものが出せるポテンシャルというか、そういうのはあるのかなと。
そこはひとつ自信というか、自分の中での安心にはなってますよね。

稽古でやってきたことを、そのまま舞台の上に乗せられるという自信はあるんです。
本番で突然何かが狂ったりブレたりはしない。そう思っているので、実は本番を前に緊張することは、ほぼ無くて。

安定して、稽古通りに。
そう言う言い方をすると、役者として面白みに欠けると思われるかもしれないんですが、でもまずは芝居の中における役割をちきんと全うしたいんです。

特に右脳爆発の脚本ではそうだと思うんですが、突出して目立つべきキャラクターがあまりおらず、全体としての統一感が重要であるケースが多い。
そこで、いわば「悪目立ち」のようになってしまうのが最もダメだなと思うので。

役者個人としてどうこうではなく、「物語が面白かった」と言ってもらえることが一番うれしい。
どうすればこの脚本を最も面白い形で送り出せるか、ですね。そういう意味では、あまり役者として我が強いほうではない気がしますね。


チケットご予約

★暮森芹 応援窓口

劇団右脳爆発 RE:PLAY track.1
『三人分の欠陥』
脚本・演出 渡辺岳
【日時】
 2020年2月1日(土) 14:00/19:00
      2日(日) 14:00
【場所】
 in→dependent theatre 2nd
http://itheatre.jp/index.html
【料金】
    当日券:3000円
    前売券:2500円
    右脳割:2300円(受付にて過去公演の半券orパンフレットをご提示下さい)
    ペア割:2名様のご予約でお一人様2300円
    グループ割:3名様のご予約でお一人様2100円
    学生割:1500円(要学生証)
    欠陥割(リピート):受付にて今公演の半券提示で2回目以降の観劇1000円

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